あざみ織りについて 機織(はたおり)は、むかしは女のたしなみとして習得しなければならない大事なしごとでした。織ることがひとつの喜びであり、また励みでもあったことでしょう。名もなき人びとが生きぬいた誠実さが、美しいものを生んだことと思います。 わたしたちの「あざみ工房」も、寮生のもつ一筋の姿を経緯にあわせて、簡素な美しさを織り出していきたいと願っております。
紺色の部分は本藍染めです。